マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2020年8月3日)
2020年08月03日
マーケットの動き(2020年7月27日~7月31日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が低下しました(債券価格は上昇)。
- 米中対立激化への懸念や、発表された米国の経済指標が市場予想を下回ったことを受けて、金利が低下しました。
- ドイツ国債市場はおおむね横ばいで推移しました。
投資環境見通し(2020年7月)
米国、欧州(ドイツ)ともに、長期金利は低位で推移
- 米国:FRBによる新型コロナウイルス感染拡大対応の大規模な金融緩和策が金利低下圧力につながる一方、景気刺激策に伴う財政拡大が金利上昇圧力となり、長期金利は当面、低位のレンジ内で推移するとみています。ただし、その後の長期金利は、投資家のリスク回避姿勢が後退するにつれ、上昇するとみています。
- 欧州:ECBは国債や社債の買い入れや資金供給を通じて金融市場の安定化に努めるとみられることから、ドイツ長期金利は当面は低位で安定するとみています。その後のドイツ長期金利は、財政出動に対して各国の足並みが揃うとみられることから、米国市場と同様に上昇するとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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7月31日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 0.54 | -0.05 | -0.11 | -0.98 | -1.48 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 498.10 | 1.22% | 1.80% | 4.64% | 7.87% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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