マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2020年7月20日)

2020年07月20日

マーケットの動き(2020年7月13日~7月17日)

  • 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が小幅に低下しました(債券価格は上昇)。
  • 目新しい材料はなく、動意に乏しい展開から狭いレンジでの推移となりました。
  • ドイツ国債市場もおおむね米国国債市場と連動する推移となりました。

投資環境見通し(2020年7月)

米国、欧州(ドイツ)ともに、長期金利は低位で推移

  • 米国:FRBによる新型コロナウイルス感染拡大対応の大規模な金融緩和策が金利低下圧力につながる一方、景気刺激策に伴う財政拡大が金利上昇圧力となり、長期金利は当面、低位のレンジ内で推移するとみています。ただし、その後の長期金利は、投資家のリスク回避姿勢が後退するにつれ、上昇するとみています。
  • 欧州:ECBは国債や社債の買い入れや資金供給を通じて金融市場の安定化に努めるとみられることから、ドイツ長期金利は当面は低位で安定するとみています。その後のドイツ長期金利は、財政出動に対して各国の足並みが揃うとみられることから、米国市場と同様に上昇するとみています。
変動幅(騰落率)
7月17日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 0.62 -0.01 -0.11 -1.21 -1.44
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 491.49 0.67% 1.50% 3.50% 6.99%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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