マーケット見通し(総合)

為替見通し(2020年7月6日)

2020年07月06日

マーケットの動き(2020年6月29日~7月2日)

  • 為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 米国株式市場の上昇によるリスクオンの影響を受けて、主要通貨の対ドルにおける全体的な値動きは上昇傾向で推移しました。
  • ユーロは、対円・対ドルともに上昇しました。

投資環境見通し(2020年7月)

米ドル、ユーロとも引き続き神経質な動きを予想

  • 米国では実体経済に底打ちの兆しがみられるものの、新型コロナウイルスの再拡大が懸念され、FRB議長は景気の先行きに対して慎重な見方を示しています。
  • ユーロ圏ではEUによる復興基金創設を巡り参加国間で意見の対立がみられていますが、ECBがコロナ対策の債券買い入れプログラムを拡充するなど景気を支援する姿勢が示されています。
  • 米ドル、ユーロ、円ともに短期金利の低下余地が限られる中、当面は各国・地域の経済活動再開のペースや経済復興に向けた政策動向が注目されます。新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒される中、引き続き各国の感染者動向に対して神経質な展開が予想されます。
変動幅(円)
7月2日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 107.63 0.29 -0.96 -0.65 -0.50
ユーロ/円 120.85 0.61 -0.58 -0.43 -1.27
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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