マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2020年6月29日)

2020年06月29日

マーケットの動き(2020年6月22日~6月26日)

  • 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒や、日銀が実施した買い入れオペ(公開市場操作)を受けて国内の長期金利が低位で推移し、国内リートの相対的に高い分配金利回りに着目した買いが優勢となったことで、東証リート指数は前週末比で1.5%上昇しました。
  • セクター別では、オフィスセクター、住宅セクター、商業・物流セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し(2020年6月)

決算内容を確認しながら、回復基調を辿る展開を予想

  • ホテルリートや商業リートにおける業績悪化の懸念は残りますが、現在の東証リート指数は、大幅な配当減少やクレジット市場の悪化、新型コロナウイルスの影響の長期化を織り込んだ水準にあり、割安感が強いと見ています。
  • 政府が閣議決定した第2次補正予算案には、賃料や資金繰りに関する支援策も盛り込まれていることから、業績を確認しながら、徐々に回復基調に戻ると予想しています。
騰落率
6月26日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,710.36 1.52% 2.74% -20.82% -12.22%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,577.37 -0.34% 2.78% -8.89% 2.80%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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