マーケット見通し(総合)

為替見通し(2020年6月8日)

2020年06月08日

マーケットの動き(2020年6月1日~6月5日)

  • 為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 米ドル円相場は、前週からのリスクオン傾向に、米国雇用統計が改善されたことを受けて円安が継続しました。オセアニアや北欧などの資源国通貨は対米ドルで上昇、新興国通貨も一部の通貨を除き対米ドルで上昇しました。
  • ユーロは、ECB(欧州中央銀行)が、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の拡大を決定したことが支援材料となり、対円・対米ドルともに上昇しました。

投資環境見通し(2020年6月)

米ドル、ユーロとも神経質な動きを予想

  • 米ドル・ユーロ:米ドル、ユーロ、円の3通貨ともに短期金利の低下余地が限られる中、当面は各国・地域の経済活動再開のペースや経済復興に向けた政策動向が注目されます。新型コロナウイルスの感染第2波が警戒される中、引き続き各国の感染動向に対して神経質な展開が予想されます。また、米中関係の動向や英国のEU離脱に関する移行期間の延長判断など、先行き不透明感が広がる場面では変動率が高まる可能性があります。
変動幅(円)
6月5日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 109.75 2.01 3.14 0.98 1.74
ユーロ/円 124.16 4.32 8.59 3.52 2.52
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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