マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2020年6月1日)
2020年06月01日
マーケットの動き(2020年5月25日~5月29日)
- 国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
- 25日に首都圏と北海道の緊急事態宣言解除が発表され、27日に第2次補正予算案が閣議決定されたことを受け、経済活動再開への期待が高まり、東証リート指数は前週末比で5.0%上昇しました。特に、大きく下落していたホテルリートの買戻しが顕著でした。
- セクター別では、オフィスセクター、住宅セクター、商業・物流セクターが総じて上昇しました。
投資環境見通し(2020年5月)
決算内容を確認しながら、回復基調を辿る展開を予想
- 東証リート指数は、新型コロナウイルスの影響によるオフィス稼働率や賃料水準の低下、ホテルや商業施設の賃料の減免など、悲観的な状況を織り込んだ水準にあると見ています。
- ホテルリートの業績は厳しいものの、商業リートは賃料減免の可能性を織り込む一方で内部留保の活用で分配金の減少を一定程度に抑えられると判断しています。また、オフィスリートへの影響は限定的で、物流リートは2~4%程度の成長が継続できると予想しています。
- 新型コロナウイルス問題の長期化が懸念されるなか、クレジットリスクの動向には留意が必要ですが、東証リート指数は、決算内容を確認しながら、回復基調を辿ると予想しています。
騰落率 | |||||
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5月29日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,701.03 | 5.01% | 8.76% | -23.37% | -12.69% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,563.67 | 5.81% | 7.90% | -7.98% | 1.77% |
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