マーケット見通し(総合)
外国債券見通し(2020年5月25日)
2020年05月25日
マーケットの動き(2020年5月18日~5月22日)
- 先週の米国国債市場は、前週末比で金利が上昇しました(債券価格は下落)。
- 週初は前週末からの流れを受けてリスクオンが継続し、金利が上昇したものの、週後半にかけ徐々に水準を下げ、ほぼ前週末並みの水準で終えました。
- ドイツ長期金利は、米国国債と同様の推移となり、週後半にかけて低下したものの週を通じては小幅に上昇して終えました。
投資環境見通し(2020年5月)
米国、欧州(ドイツ)ともに長期金利には低下圧力が働く
- 米国:新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化懸念が広がる中、FRB(米連邦準備制度理事会)は無制限の資産買い入れとともに、対象資産の条件緩和に踏み込んだ金融緩和策を行っており、当面の長期金利は低下圧力が働くとみています。ただし、景気刺激策による財政拡大を受けた国債の発行額増加や投資家のリスク回避姿勢後退もあり、中期的には上昇圧力が強まる可能性もあります。
- 欧州:ECB(欧州中央銀行)は当面、国債や社債の買い入れや資金供給を通じて金融市場の安定化に努めるとみられることから、長期金利は米国市場と同様に、低下圧力が働くとみられます。
変動幅(騰落率) | |||||
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5月22日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) | 0.66 | 0.02 | 0.04 | -1.11 | -1.73 |
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) | 477.26 | 0.66% | 0.68% | 2.18% | 4.98% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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