マーケット見通し(総合)

為替見通し(2020年5月18日)

2020年05月18日

マーケットの動き(2020年5月11日~5月15日)

  • 為替市場は、米ドルは対円で上昇(円安)しました。
  • 米ドル円相場は週を通じては比較的落ち着いた値動きとなりました。
  • 米ドルは、週初には一時107円台後半まで買い進まれたものの、その後は下落基調となり、107円台前半の水準で終えました。
  • 主要国通貨では、米ドルに次いで、スイスフランやユーロなどの欧州圏通貨が優位な展開となりました。

投資環境見通し(2020年5月)

米ドル、ユーロは新型コロナウイルス感染者の増加ペースが注目される

  • 米ドル・ユーロ:新型コロナウイルス感染拡大の過程において、FRB(米連邦準備制度理事会)は事実上のゼロ金利政策を導入した一方、ECB(欧州中央銀行)と日銀はともにマイナス金利政策の深掘りを回避しています。米ドル、ユーロ、円とも短期金利の低下余地が限られる中、当面は各国・地域間の新型コロナウイルス感染者数の増加ペースの差異や、社会・経済活動の再開に向けた動きが注目されるとみています。新型コロナウイルスを巡る材料次第で、円に対して変動率が高まりやすい状況が続くとみています。
変動幅(円)
5月15日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 107.31 0.88 -0.11 -1.43 -2.18
ユーロ/円 116.09 0.37 -1.05 -4.09 -6.61
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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