マーケット見通し(総合)

為替見通し(2020年4月13日)

2020年04月13日

マーケットの動き(2020年4月6日~4月9日)

  • 為替市場は、米ドルは対円でおおむね横ばいで推移しました。
  • 米ドル円はほぼ横ばいの動きとなった一方で、ユーロ円はユーロ高となりました。主要国通貨で見ると全般的に米ドル安方向に推移しました。
  • イタリアやスペインなど深刻な状況とみられる国で感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの見方が示され、リスクオフが緩和されたことが材料視される形となりました。

投資環境見通し(2020年4月)

米ドルとユーロはともに、円に対して変動率の高い状況が続く

  • 米ドル:3月にみられた米ドル不足の状況は、主要国中央銀行が協調してドル資金の供給を行うことで一旦解消したとみられます。当面は新型コロナウイルス感染拡大の動向と社会・経済活動への影響を注視しつつ、円に対して変動率の高い状況が続くとみています。
  • ユーロ:これまで財政出動に消極的だったドイツが国債を発行して経済対策に踏み切り、イタリア首相はすでに発表された経済対策に対して追加を行う考えを示しました。ユーロは米ドルと同様に、円に対し変動率の高い状況が続くとみています。
変動幅(円)
4月9日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
米ドル/円 108.51 0.00 4.76 0.55 -2.44
ユーロ/円 118.69 1.52 0.99 -0.20 -6.13
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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