マーケット見通し(総合)

外国債券見通し(2020年3月30日)

2020年03月30日

マーケットの動き(2020年3月23日~3月27日)

  • 米国国債、ドイツ国債の金利は、前週末比で低下しました(債券価格は上昇)。
  • 週初は各国の中央銀行による緊急利下げ等の緩和的な金融政策が出そろい、政府からの景気刺激策が期待されていたため、金利は緩やかに上昇していました。しかし、週末にかけ大幅に下振れる経済指標や米国での感染者拡大の懸念からリスク回避の動きが強まり、最終的に金利低下となりました。

投資環境見通し(2020年3月)

米国、欧州ともに長期金利は景気に対する悲観的な見方を織り込んだ後、上昇へ

  • 新型コロナウイルスの感染拡大により当面の間、経済指標は悪化するとみられます。
  • しかし、世界的な経済活動の混乱による景気後退は回避されるとの見方のもと、政策協調や金融当局の対応の効果などから、投資家のリスク回避の動きは一巡するとみられます。米国および欧州の長期金利は、景気に対して過度に悲観的な見方を織り込んだ後、上昇に転じるとみています。
変動幅(騰落率)
3月27日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(米国、%) (変動幅) 0.73 -0.23 -0.57 -0.95 -1.65
FTSE世界国債インデックス 除く日本、円ベース(騰落率) 480.53 0.39% -0.88% 2.79% 5.10%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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