マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2024年1月15日)

2024年01月15日

マーケットの動き (2024年1月9日~1月12日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 週前半は利益確定や持ち高調整の動きがみられ下落基調となりましたが、日銀の早期政策修正観測が後退するなか国内株式市場が堅調に推移し、投資家のリスク選好姿勢が高まったことなどから、国内リートも週後半は上昇しました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し (2024年1月)

国内リート市場は、上値の重い展開を予想

  • ホテルや商業施設、住宅、物流施設を中心に国内リートの業績回復が期待されます。一方で、金利上昇懸念による市場の魅力低下がマイナスに作用することから上値の重い展開を予想します。また、需給面では公募増資の減少や自己投資口の取得はプラスに作用するものの、リート市場全体の需給環境の改善には時間を要するとみています。
騰落率
1月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,830.04 0.37% 0.65% -1.51% -1.06%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 2,494.23 4.21% 5.99% 12.28% 30.71%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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