株式の値段はどうして変化するの?

みんなが欲しいと値段が上がる

「株式の値動きが激しいことは分かったけれど、株価は何でこんなに変化するんだろう?」

「株価は証券取引所で取引される値段で決まるということは前のページで説明したね。だからみんなが欲しいと思う会社の株価は高く、逆に人気のない会社の株価は安くなるんだ。では、どんな原因で人気の有無が決まるのかをみてみよう。
みんなが欲しいと思う会社は、例えば将来の利益成長が期待できる会社だね。日常生活に欠かせないお風呂などの給湯機器メーカーでみると、A社は、開発能力に優れていて自社で製造をすすめており、いち早く新興国市場の成長性に着目して各国でのシェアを高めていったんだ。一方、B社は堅実な製品を作っていたけれど目新しさに欠け、さらに海外展開にも遅れをとってしまったんだ。
A社とB社では、図のように大きく株価が変わってくる。時代の変化を上手く取り込んだ会社の方が、将来の成長期待が大きくなるのは当然だね。そのほかにも、他の会社が絶対にできないような画期的な発明をすることや、コストを見直して利益を上げていくことも、人気が出る要因になるんだよ」

お茶の間投資講座 株価を決める要因

英国の経済学者ケインズは、株式投資を「美人投票」にたとえました。当時ロンドンのある新聞で、美人投票の優勝者に投票した読者に賞金を与えるという企画をたとえたものです。これは見かけで決めるということではなく、皆が美人だと思う人に投票することが勝利の秘訣ということを言い表しています。
しかし一方で、株価は業績や会社の資産によって合理的に説明できると考えられています。理論的な株価の評価方法にはいろいろありますが、基本的には企業の成長性や純資産をもとに現在あるべき株価を算出して、現在の株価と比較することによって割高・割安を判断しています。問題は、企業の成長性をどう評価するかという点でしょう。証券会社や運用会社ではアナリストと呼ばれる企業分析の専門家が、企業の財務データや会社訪問によるヒアリングで、より正確な企業の実態を評価しようと競い合っています。

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