マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2023年12月25日)

2023年12月25日

マーケットの動き (2023年12月18日~12月22日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
  • 12月の日銀金融政策決定会合では金融緩和の現状維持が決定されましたが、市場は来年の政策修正を見込んでいるため上値の重い展開が継続し、東証REIT指数は1,800ポイントを割り込む水準で週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。

投資環境見通し (2023年12月)

国内リート市場は、業績回復基調が続き底堅く推移すると予想

  • 国内リートの業績が回復基調にあることから、国内リート市場は底堅く推移すると予想します。経済活動の正常化により、ホテルや商業施設、住宅、物流施設において業績は拡大するとみています。また、オフィス需要の回復によりオフィスリートの業績底打ちが期待されるほか、公募増資の減少や海外投資家の評価向上を背景としたオフィスの需給環境改善も期待されます。相場の懸念材料であった日米金利の上昇懸念が後退する中、国内リートの業績回復基調が継続し底堅く推移すると予想します。
騰落率
12月22日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,789.75 -1.16% -2.50% -3.62% -5.84%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 2,336.43 0.18% -1.76% 1.74% 22.44%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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