マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2023年12月11日)
2023年12月11日
マーケットの動き (2023年12月4日~12月8日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比でほぼ横ばいとなりました。
- 週前半は日米金利の低下基調を好感し、国内リートは上昇しました。7日の植田日銀総裁による答弁から早期の金融政策正常化に対する思惑が強まり国内金利が上昇に転じると、週前半の上昇分を打ち消し前週末と同水準で週を終えました。
- セクター別では、住宅セクターや商業・物流等セクターが上昇した一方、オフィスセクターが下落しました。
投資環境見通し (2023年12月)
国内リート市場は、業績回復基調が続き底堅く推移すると予想
- 国内リートの業績が回復基調にあることから、国内リート市場は底堅く推移すると予想します。経済活動の正常化により、ホテルや商業施設、住宅、物流施設において業績は拡大するとみています。また、オフィス需要の回復によりオフィスリートの業績底打ちが期待されるほか、公募増資の減少や海外投資家の評価向上を背景としたオフィスの需給環境改善も期待されます。相場の懸念材料であった日米金利の上昇懸念が後退する中、国内リートの業績回復基調が継続し底堅く推移すると予想します。
騰落率 | |||||
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12月8日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,812.53 | 0.07% | -0.17% | -2.27% | -6.60% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 2,324.47 | -2.44% | 0.80% | 6.07% | 19.73% |
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