マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年11月27日)

2023年11月27日

マーケットの動き (2023年11月20日~11月24日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 21日の20年物国債入札の結果が堅調に終わり、長期金利は一時0.690%とおよそ2カ月ぶりの水準に低下しました。その後、利益確定の売りに加え、日銀が定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)で購入予定額を減らしたため、国内債は売られました。
  • クレジット市場は、利回り差はほぼ横ばいに推移しましたが、需給環境は改善傾向がみられました。

投資環境見通し (2023年11月)

国内長期金利は上昇圧力の強い状況が続く

  • 日銀は月末近くの金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールの一段の柔軟化を決定し、長期金利の事実上の上限とされる1%について「めど」と改め、一定程度超えることを容認しました。日銀は当面、現行の金融緩和策を継続するとみられますが、今後の物価や賃金動向が注目される中、引き続き投資家の間でさらなる政策修正観測も高まりやすいとみられ、国内長期金利は上昇圧力の強い状況が続くとみています。
変動幅(騰落率)
11月24日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.77 0.05 -0.08 0.36 0.53
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 365.00 -0.12% 0.92% -2.80% -2.17%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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