マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年10月16日)

2023年10月16日

マーケットの動き (2023年10月10日~10月13日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は低下しました(債券価格は上昇)。
  • 国内では相場を動かす材料に乏しい中、前週末に約16年ぶりとなる高水準を付けた米国長期金利がFRB(米国連邦準備制度理事会)の年内追加利上げ観測の後退などを背景に低下したことを受け、国内長期金利も低下して週を終えました。
  • クレジット市場は、需給の緩みが継続した一方、国債金利の低下が支援材料となり売り買いが交錯しました。

投資環境見通し (2023年10月)

国内長期金利は上昇圧力の強い状況が続く

  • 日銀は当面、現行の金融緩和策を継続するとみられますが、投資家の間では為替や物価動向を注視しつつ政策修正に対する関心が強まり、国内長期金利は上昇圧力の強い状況が続くとみています。
変動幅(騰落率)
10月13日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.76 -0.04 0.06 0.30 0.51
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 364.93 0.45% -0.42% -2.22% -2.04%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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