マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2023年10月10日)

2023年10月10日

マーケットの動き (2023年10月2日~10月6日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
  • 米国金利の上昇に連れ国内長期金利が一時約10年ぶりの水準まで上昇したことなどを嫌気し、東証REIT指数は一時4月以来1,800ポイント台を割り込むなど、軟調な展開となりました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。

投資環境見通し (2023年10月)

国内リート市場は、業績回復期待から底堅く推移すると予想

  • 日米の金利上昇懸念が重石となる一方、国内リートの業績回復が期待されることから、国内リート市場は底堅く推移すると予想します。経済活動の正常化や中国の訪日団体旅行の解禁などから、ホテルを中心に商業施設や住宅、物流施設で賃料収入が拡大するとみています。また、出社率の戻りを背景にオフィス需要が回復していることから、オフィス空室率はピークアウトを迎え、オフィスリートの業績は底打ちすると予想しています。
騰落率
10月6日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,830.94 -1.54% -4.23% 0.79% -6.54%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 2,264.08 -2.55% -5.37% 15.44% 17.77%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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