マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2023年8月14日)

2023年08月14日

マーケットの動き (2023年8月7日~8月10日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 国内長期金利の上昇一服感や円安進行、中国の日本行き団体旅行の解禁報道などが好材料となり、国内リートは上昇しました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて上昇しました。

投資環境見通し (2023年8月)

国内リート市場は、緩やかな回復基調を辿ると予想

  • 7月の日銀金融政策決定会合で長短金利操作の運用柔軟化が決定し、これまで相場の重石となっていた金融政策修正に対する懸念が徐々に和らぐとみており、国内リートは緩やかな回復基調を辿ると予想します。金利上昇による国内リートの業績に対する影響は限定的とみており、さらにホテルや商業施設、住宅、オフィスでの需要回復を期待しています。現在、国内リートは割安な水準にあると判断し、国内株式に対する出遅れ感の解消が進むとみています。
騰落率
8月10日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,885.39 1.74% 1.10% 3.37% -6.25%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 2,303.51 1.27% 3.00% 15.93% 19.13%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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