マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年7月24日)

2023年07月24日

マーケットの動き (2023年7月18日~7月21日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利はほぼ横ばいとなりました。
  • 日銀による長短金利操作の修正観測が高まる中、18日のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議において植田日銀総裁が金融緩和継続を示唆したことから、長期金利は低下に傾いた一方、21日発表の6月全国CPI(消費者物価指数)でインフレ率の高止まりが意識されると、金利は前週末とほぼ同水準で週を終えました。
  • クレジット市場は、引き続き堅調に推移しました。

投資環境見通し (2023年7月)

国内長期金利は上昇圧力がかかりやすい

  • 日銀が早急に金融政策を修正するとの見方は後退しつつありますが、将来的な修正観測は残ることや、米国市場における追加利上げ観測に伴う金利上昇もあり、長期金利は上昇圧力がかかりやすいとみています。
変動幅(騰落率)
7月21日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.48 0.01 0.11 0.08 0.25
NOMURA-BPI総合 (騰落率) 373.72 0.19% -0.85% 1.66% -0.67%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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