マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2023年3月6日)

2023年03月06日

マーケットの動き (2023年2月27日~3月3日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
  • 米国長期金利に上昇圧力がかかり一時4%台を超えたことから、国内リートの投資妙味が薄れ売られる展開となりました。売りが一巡すると、国内リートは割安感や米国株式の上昇が支援材料となり下げ幅を縮めて週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。

投資環境見通し (2023年3月)

国内リート市場は、売り一巡後に戻りを試す展開になると予想

  • オフィスセクターは2023年の大量供給を控え需給の緩みが懸念されますが、ホテルや商業施設、住宅セクターは国内外の人流の戻りや全国旅行支援を背景に需要回復や賃料収入の増加が期待されます。国内リートは相対的に割安な水準にあるとみられ、日銀長短金利操作の撤廃や決算対策売りの一巡後、物流セクターを中心に買戻しが入る展開になると予想します。
騰落率
3月3日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,825.15 -1.42% -0.31% -9.16% -3.63%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 2,019.52 1.57% 2.50% 4.63% 7.32%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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