マーケット見通し(総合)
国内債券見通し(2023年2月6日)
2023年02月06日
マーケットの動き (2023年1月30日~2月3日)
- 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
- 日銀の金融政策修正に対する先行き不透明感が広がる中、2日の10年国債入札は低調な結果となり需給の緩みを意識した売りが優勢となりました。一方、欧米の利上げ停止期待が高まり欧米金利が低下したことから国内債券にも買いが入り、金利上昇幅を縮めて週を終えました。
- クレジット市場は、日銀金融政策の先行き不透明感から投資家のリスク回避姿勢が継続しました。
投資環境見通し (2023年2月)
国内長期金利はレンジ内での動き
- 日銀による長期金利の許容変動幅拡大の決定以降においても債券市場の機能不全や歪みが続く中、金融政策の正常化観測を背景に金利の上昇圧力が続くとみています。ただし、共通担保資金供給オペの拡充は金利の上昇圧力を和げるとみられることから、国内長期金利は0.3%~0.5%程度のレンジ内で推移するとみています。日銀の正副総裁人事に対する注目度が高まる中、政府の人事案提示など、今後の動向次第で変動率が高まる可能性もあるとみています。
変動幅(騰落率) | |||||
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2月3日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) | 0.49 | 0.02 | 0.06 | 0.31 | 0.31 |
NOMURA-BPI (騰落率) | 368.02 | 0.52% | 0.64% | -2.72% | -4.12% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
- ※最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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