マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2023年1月16日)
2023年01月16日
マーケットの動き (2023年1月10日~1月13日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
- 週初は、前週末の米国長期金利の低下を受けて国内リートは買いが優勢となりました。しかし、12日に日銀が大規模金融緩和の副作用を点検するとの報道が出ると国内長期金利に上昇圧力がかかり、円高の進行も重荷となったことから国内リートは下落して週を終えました。
- セクター別では、住宅セクターが上昇した一方、オフィスセクターや商業・物流等セクターが下落しました。
投資環境見通し (2023年1月)
国内リート市場は、上値の重い展開になると予想
- 日銀による長期金利の許容変動幅拡大の影響には留意する必要がありますが、当面の金融コスト上昇や不動産鑑定評価額への影響は限定的とみています。セクター別では、2023年の大量供給を控えオフィス需要は弱含む一方、国内外の人流の戻りや政府の観光支援策によりホテルや商業施設、住宅需要の回復が期待されます。また、需給面では年明け以降に公募増資が控えているとみられることから、国内リート市場は短期的に上値の重い展開になると予想します。
騰落率 | |||||
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1月13日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,836.56 | -0.50% | -4.68% | -6.48% | -8.65% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,903.08 | 1.46% | -3.18% | 0.75% | -5.11% |
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