マーケット見通し(総合)

国内債券見通し(2023年1月16日)

2023年01月16日

マーケットの動き (2023年1月10日~1月13日)

  • 先週の国内債券市場は、前週末比で金利は上昇しました(債券価格は下落)。
  • 日銀の金融政策修正への警戒感が高まる中、12日に日銀が大規模金融緩和の副作用を点検するとの報道があり、長期金利は一時0.545%まで上昇しました。一方、日銀による指し値オペや臨時オペの実施が金利上昇を抑え込み、長期金利は許容変動幅の上限付近で週を終えました。
  • クレジット市場は、日銀金融政策決定会合を控え様子見姿勢が強まる中、利回り差の拡大に一服感がみられました。

投資環境見通し (2023年1月)

国内長期金利は、日銀が拡大した許容変動幅の中で、新たなレンジ内での動き

  • 春闘後の賃上げ動向に加えて、4月の日銀総裁任期満了を控えて次期総裁人事とともに大規模緩和政策の修正に対する関心が高まる中、年度末において金利上昇圧力が高まる可能性があります。しかし、米国や欧州におけるインフレ率上昇が一服し、中央銀行による政策転換が意識されることは当面の金利低下圧力とみられ、国内長期金利は0.3%~0.5%程度と許容変動幅の拡大された水準の中でレンジ内で推移するとみています。
変動幅(騰落率)
1月13日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
10年国債利回り(日本、%) (変動幅) 0.51 0.01 0.26 0.28 0.38
NOMURA-BPI (騰落率) 364.33 -0.65% -2.19% -3.16% -5.60%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
  • 最新の「投資環境見通し」もご覧ください。
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