マーケット見通し(総合)
国内株式見通し(2022年12月5日)
2022年12月05日
マーケットの動き (2022年11月28日~12月2日)
- 先週の国内株式市場は、前週末比で下落しました。
- 週の前半は、FRB(米国連邦準備制度理事会)パウエル議長の講演を前に積極的な売買が手控えられるなか、中国の新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念から軟調に推移しました。その後、国内株式はFRBパウエル議長が利上げペースの鈍化を示唆したことで米国株式の上昇に追随しましたが、円高の進行を受けて輸出関連株を中心に下落に転じて週を終えました。
投資環境見通し (2022年12月)
国内株式相場は一進一退の動き
- 企業業績は、供給制約の緩和による生産活動の回復に加え、全国旅行支援などの政策対応やインバウンド需要拡大による内需押し上げが期待されるものの、世界的な景気後退懸念や円安の動きがすでに一巡していることもあり、目先の悪化に対する懸念も残っています。国内株式相場は、インバウンド需要の順調な回復に加え、自動車産業の中国での挽回生産と波及効果が押上げ材料とみられますが、円安の動きはすでに一巡しており、足元の新型コロナウイルス感染拡大に伴い内需や生産活動が停滞することも懸念されることから、当面は一進一退での動きになるとみています。
騰落率 | |||||
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12月2日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
TOPIX(東証株価指数) | 1,953.98 | -3.17% | 0.70% | 1.43% | 1.43% |
日経平均株価 | 27,777.90 | -1.79% | 0.41% | 1.33% | 0.09% |
- ※期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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