マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年11月21日)

2022年11月21日

マーケットの動き (2022年11月14日~11月18日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
  • 週初は、前週末に大幅上昇したことから利益確定売りが先行し、週前半は下落しました。日本政府観光局が16日発表した10月の訪日客数が前月比で大幅に増加し、インバウンド需要の回復が意識され、国内リートは下落幅を縮めて週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。

投資環境見通し (2022年11月)

国内リート市場は、引き続き回復基調をたどる展開になると予想

  • 国内外の人流が戻り、ホテルや商業施設、住宅、オフィスの需要回復が期待されます。一部では稼働率の低下による収入減少や光熱費の上昇などの影響が懸念されますが、物件売却益や内部留保で補うことで分配金の維持向上が可能な国内リートも多く、利回りを求める投資家にとって魅力的な水準にある国内リート市場は、引き続き回復基調をたどる展開になると予想します。
騰落率
11月18日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,952.82 -1.28% 3.61% -1.76% -5.50%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,967.03 -0.54% 3.45% 4.37% -3.36%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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