マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年9月20日)

2022年09月20日

マーケットの動き (2022年9月12日~9月16日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 8月の米国CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回る上昇率となったことを受けた金利上昇圧力の高まりや投資家心理の悪化により、国内リートは下落しました。しかし、週末に政府が観光促進策の「全国旅行支援」を開始する検討に入ったとの報道が支援材料となり、下落幅を取り戻して週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや商業・物流等セクターが上昇した一方、住宅セクターが下落しました。

投資環境見通し (2022年9月)

国内リート市場は次第に底堅さを取り戻すと予想

  • 出社率や国内レジャー需要に加え、入国制限の緩和によるインバウンド需要の回復により、国内リートの業績は緩やかな回復基調が継続するとみています。国内リートの相対的に高い分配利回りは魅力的であり、利回りを求める資金流入が期待されることから、米国金融政策の先行き不透明感が後退するにつれて、国内リート市場は底堅さを取り戻すと予想しています。
騰落率
9月16日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 2,034.74 0.27% -0.08% 7.60% -4.14%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,938.56 -1.37% -2.19% 4.60% -7.25%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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