マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年8月15日)

2022年08月15日

マーケットの動き (2022年8月8日~8月12日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
  • 前週末に発表された米国雇用統計の強い結果を受けた米国金利の上昇が嫌気され、国内リートは下落してスタートしました。その後は、米国CPI(消費者物価指数)の発表を控え方向感に乏しい動きが続きました。発表された米国CPIはインフレ鈍化を示したものの日米金利の上昇が重荷となり、国内リートは下落して週を終えました。
  • セクター別では、オフィスセクターや住宅セクター、商業・物流等セクターが総じて下落しました。

投資環境見通し (2022年8月)

国内リート市場は戻りを試す展開になると予想

  • 国内で再び新型コロナウイルスの感染が急拡大していますが、政府は新たな行動制限に慎重な姿勢を示しており可能な限り社会経済活動を維持するとみられることから、国内リートの業績は多少の鈍化を経ながらも緩やかな回復基調が継続するとみています。国内リートの相対的に高い分配利回りは魅力的であり、利回りを求める資金流入が期待されることから、米国金融政策の先行き不透明感が後退するにつれて、国内リート市場は戻りを試す展開になると予想しています。
騰落率
8月12日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 2,012.17 -0.50% 2.34% 3.96% -6.31%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,973.18 1.34% 4.77% 0.54% 1.00%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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