マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年8月8日)

2022年08月08日

マーケットの動き (2022年8月1日~8月5日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比でほぼ横ばいとなりました。
  • 週初は、日米金利の低下を好感し上昇してスタートしましたが、ペロシ米国下院議長の台湾訪問による台湾情勢の緊張感の高まりを受けて下落に転じました。その後は、米国長期金利の上昇が重荷となりましたが、米国雇用統計の発表を週末に控え動意に乏しい展開となりました。
  • セクター別では、オフィスセクターや商業・物流等セクターが上昇した一方、住宅セクターが下落しました。

投資環境見通し (2022年8月)

国内リート市場は戻りを試す展開になると予想

  • 国内で再び新型コロナウイルスの感染が急拡大していますが、政府は新たな行動制限に慎重な姿勢を示しており可能な限り社会経済活動を維持するとみられることから、国内リートの業績は多少の鈍化を経ながらも緩やかな回復基調が継続するとみています。国内リートの相対的に高い分配利回りは魅力的であり、利回りを求める資金流入が期待されることから、米国金融政策の先行き不透明感が後退するにつれて、国内リート市場は戻りを試す展開になると予想しています。
騰落率
8月5日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 2,022.18 0.01% 2.60% 4.78% -7.43%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,947.17 0.35% 3.62% 0.86% 0.94%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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