マーケット見通し(総合)

国内リート見通し(2022年7月19日)

2022年07月19日

マーケットの動き (2022年7月11日~7月15日)

  • 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
  • 週初は、参議院選挙で政府与党が勝利したことや欧米金利が低下したことを好感し上昇してスタートしました。その後は、6月の米国CPI(消費者物価指数)が予想を超える伸びとなったことや、新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあることを嫌気し下落しましたが、米ドル円相場が24年ぶりの円安水準安となったことから底堅く推移しました。
  • セクター別では、オフィスセクターや商業・物流等セクターが上昇した一方、住宅セクターが下落しました。

投資環境見通し (2022年7月)

国内リート市場は底堅い展開を予想

  • 大企業のオフィス見直しの動きには留意する必要がありますが、中規模オフィスの解約は一巡しつつあります。また東京23区の人口が転入超過に戻ったことや人流の増加により、ホテルや商業施設、住宅の業績回復が期待されます。日米の金融政策に対する警戒感が重石となるものの、相対的に高い配当利回りが期待できる国内リートは投資対象として魅力的であることから、地域金融機関などからの資金流入は引き続き期待できるとみており、国内リート市場は底堅い展開を予想します。
騰落率
7月15日前週比1ヵ月前比6ヵ月前比1年前比
東証REIT指数 1,955.39 0.57% 3.96% -1.96% -9.79%
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) 1,892.50 0.27% 1.97% -4.31% -2.43%
  • 期間別騰落率の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応答日(休日の場合は前営業日)までとします。
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