マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2022年7月11日)
2022年07月11日
マーケットの動き (2022年7月4日~7月8日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比で下落しました。
- 週初は、前週末に発表された米国ISM製造業景況感指数の結果を受け、米国金利が低下したことにより国内リート市場は上昇してスタートしました。その後は米国金利が上昇に転じたほか、新型コロナウイルス新規感染者の再拡大により7月前半に予定していた旅行支援策「県民割」の全国拡大が不透明になったことを受け、下落して週を終えました。
- セクター別では、住宅セクターや商業・物流等セクターが上昇した一方、オフィスセクターが下落しました。
投資環境見通し (2022年7月)
国内リート市場は底堅い展開を予想
- 大企業のオフィス見直しの動きには留意する必要がありますが、中規模オフィスの解約は一巡しつつあります。また東京23区の人口が転入超過に戻ったことや人流の増加により、ホテルや商業施設、住宅の業績回復が期待されます。日米の金融政策に対する警戒感が重石となるものの、相対的に高い配当利回りが期待できる国内リートは投資対象として魅力的であることから、地域金融機関などからの資金流入は引き続き期待できるとみており、国内リート市場は底堅い展開を予想します。
騰落率 | |||||
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7月8日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 1,944.39 | -0.06% | -3.74% | -3.92% | -10.81% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,887.43 | 2.30% | -4.19% | -5.42% | -1.71% |
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