マーケット見通し(総合)
国内リート見通し(2021年7月12日)
2021年07月12日
マーケットの動き (2021年7月5日~7月9日)
- 先週の国内リート市場は、前週末比で上昇しました。
- 4度目の緊急事態宣言発令が決定したものの、相対的に高い利回りに着目した資金の流入により堅調に推移しました。しかし、週末にかけて国内株式市場が下落したことを受け、東証リート指数は前週末比0.6%の上昇と上げ幅を縮めて週を終えました。
- セクター別では、住宅セクターと商業・物流セクターが上昇した一方、オフィスセクターは下落しました。
投資環境見通し (2021年7月)
東証リート指数は底堅く推移
- 国内でのワクチン接種が加速しており、夏以降のホテルや商業施設の業績回復が期待されます。オフィス需要の回復は後ずれしていますが、今年と来年の新規供給が少ないことやワクチン接種が先行している米国でのオフィス回帰の動きはサポート材料になるとみています。賃貸住宅の稼働率は緩やかに回復し、物流施設への需要拡大は続くと予想します。実物不動産への旺盛な投資需要にみられるように、利回りを求める資金の流入により東証リート指数は底堅く推移すると予想します。
騰落率 | |||||
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7月9日 | 前週比 | 1ヵ月前比 | 6ヵ月前比 | 1年前比 | |
東証REIT指数 | 2,174.61 | 0.58% | 1.08% | 22.02% | 29.01% |
<ご参考>TOPIX(東証株価指数) | 1,912.38 | -2.25% | -2.29% | 2.93% | 22.81% |
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